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2010年05月16日

●【報告】2010年度定期総会

 2010年5月16日(日)、早稲田大学にて、「子どもの権利条約ネットワーク2010年度定期総会」が行われました。
 喜多明人代表が開会の挨拶として、政権交代後の国の変化に触れ、「子どもの権利条約の精神に基づき、国の姿勢が前向きな時だからこそ、『子ども参加』や『市民参加』等の取り組みで飛躍していきたい」と今後の活動の方向についてお話がありました。その後、好光紀運営委員が議長に立候補され、議事に入りました。
 まず、赤池悦子事務局長より、2009年度の活動報告が行われました。「基礎講座が1回しか出来なくて努力不足であったこと」「アイスブレイクの日時設定や広報不足を反省」「フォーラムの行われた富山は条約に根付いた素晴らしい地域だと感じたこと」等の報告がありました。
 続いて中村たづみ会計より、2009年度の決算報告が行われました。また、「監査が済んでいてサインをいただいている」旨、報告がありました。今回余剰金が30万を超える金額が出たことに対しての質問があり、「収入はほぼ予算通りなので、支出が絞られた結果」との答えがありました。その後、好光議長から戸田会計監査から中村会計宛の手紙が読み上げられた後、2009年度の活動報告と決算報告について一括で承認されました。
 次に菅源太郎事務局次長より、2010年度活動方針案と予算案が提案されました。「昨年度の繰越金を活かし、ニュースレター創刊100号を記念して条約普及・啓発のための小冊子を発行すること」「子ども支援指定寄付が増えているので子ども支援の活動を充実していく」などの説明がありました。説明後、2010年度の活動方針案と予算案について一括で承認されました。
 最後に、2010年度役員案について、喜多明人代表から提案がありました。事務局はスリム化し赤池事務局長を菅事務局次長が支えていく体制になること。5名の運営委員の退任があったとの説明がありました。役員案は提案どおり承認され、2010年度定期総会が閉会となりました。

2010年度定期総会決定集

2009年05月17日

●【報告】2009年度定期総会

 2009年5月17日(日)、早稲田大学にて、子どもの権利条約ネットワーク2009年度定期総会が行われました。まず、好光紀運営委員が議長に選任され、議事に入りました。
 最初に、赤池悦子事務局長から2008年度活動報告が行われました。「1.子どもの意見表明・参加を支えるための環境を整えました」の項目では「出前ワークショップがNCRCの活動の柱になってきている」こと。「2.学習・意見交換をすすめました」の項目では「まだまだ活動が足りなかった」こと。「4.国内外のNPO/NGO・国際機関・国・自治体との協力・連携をすすめました」の項目では「特に、(4)の他のNPOとの協働や連携を深める活動を2009年は増やしていきたい」との報告がありました。
 次に、中村たづみ会計から2008年度決算報告が行われました。また、黒岩哲彦監査より「適正な会計であったが、もう少し会費収入を集めた方が良い」とのご意見がありました。2008年度活動報告と2008年度決算および監査報告について一括で提案どおり承認されました。
 次に、菅源太郎事務局次長から2009年度活動方針案と予算案が提案されました。活動方針案は「『子ども同士の交流をすすめる』ことをNCRCが携わっていくべきだと、この文言を挿入した」こと、「例年の活動方針案とは異なり、骨組みをしっかり書いて、具体的な活動内容等は後付していく体裁をとった」こと、「最初の4行で『子ども自身の意見表明・参加の促進』と『子どもとおとなのパートナーシップ』を節目の年に再確認していく」こと、「条約の基礎講座を採択20周年を見据えて増やしていく」ことが強調され、予算案は「ほぼ前年実績ベースである」こと、「会費収入は予算を達成して減少傾向に歯止めを掛けたい」ことなどが説明されました。
 「子ども活動支援費の使い方を確認したい」との質問に対して、「会員限定ではなく子どもの活動に際し積極的に使っていきたい」という説明があり、最終的に2009年度活動方針案と2009年度予算案について一括で提案どおり承認されました。
 最後に、喜多明人代表から挨拶を兼ねて2009年度役員案が提案されました。「90年代と2000年代では活動方針案の議論で活動の質が違ってきたと感じた。90年代は「子ども自身が自分達で動いて」それをNCRCが支援してきた。2000年代は「支援しないと子どもが動かない」。このことに非常に危惧している。新しい年代にどう繋ぐか、子どもの動きをどう考えるか作っていくか、節目のイベントでしっかり振り返りたい」との挨拶があり、役員案は「全員再任で昨年と同じ」と説明されました。2009年度役員案について提案どおり承認され、2009年度定期総会が閉会となりました。

2009年度定期総会決定集

2008年05月11日

●【報告】2008年度定期総会

 2008年5月11日(日)、早稲田大学にて、「子どもの権利条約ネットワーク2008年度定期総会」が行われました。
 喜多明人代表が開会の挨拶として、『1991年に発足してから17年。相変わらず厳しい財務状況だが、子どもの権利条約の定着度を見ると、条約の理念が伝わりにくい世の中になってきたと思う。来年2009年は1989年に条約が採択されてから20周年の記念すべき年。なかなか社会にアピール出来ない中で、この20周年はアピールになるので、NCRCもその力量にあわせて、来年の2009年に向けて今年は準備の年と位置づけていきたい』と今後の活動の方向について話がありました。その後、好光紀運営委員が議長に指名され、議事に入りました。
 まず、天野隆事務局次長より、2007年度の活動報告が行われました。
 次に、中村たづみ会計より、2007年度の決算報告が行われました。また、『監査が済んでいて会計監査の両名からサインをいただいている』旨、報告がありました。
 次に赤池悦子事務局長より、2008年度活動方針案と予算案が提案されました。『条約の基礎講座を採択20周年を見据えて増やしていく』ということと『出前ワークショップを充実させていく』ことが強調され、運営体制として『前年に引き続き、活動を運営委員会全体で担う委員会中心の運営体制を維持すること』『会員拡大や助成金の申請に加え、寄付金や講座やセミナーなどの事業による資金確保に努め安定した財務基盤を目指すこと』などの説明がありました。
 『事業収入が2008年予算と2007年の決算で開きが多いが、参加者を増やす工夫があるのか』という指摘に対して、『参加者を増やすことよりも、来た参加者にきちんとNCRCの意図をお伝えすることを第一に考えていくが、参加者も他のNPOとの連携で増やしていきたい』という説明があり、最終的に活動報告と決算報告と活動方針案と予算案について一括で承認されました。
 最後に、2008年度役員案について、喜多明人代表から提案がありました。事務局体制の充実を図るために菅源太郎運営委員に事務局次長をお願いしたこと。会計監査は引き続き体制を維持すること。新たに運営委員として清水佳子さん、竹内麻子さん、圓谷雪絵さんの3名が就任し、今年は退任の運営委員がなかったと説明がありました。役員案は提案どおり承認され、2008年度定期総会が閉会となりました。

2008年度定期総会決定集

2008年02月25日

●細則

1999年4月5日制定(2000年5月21日、2001年6月4日、2002年12月10日、2008年2月25日改正)

 子どもの権利条約ネットワーク(以下、NCRCと略す)規約第7条にもとづき、運営委員会で細則を定めます。

第1条(会員資格)
1.入会は年度(4月から翌年3月まで)を単位とします。
2.会費未納の会員には、その年度末までニュースレターを送付して請求をつづけ、それでも会費納入がない場合は退会とします。
第2条(組織)
1.総会
(1)日時、場所、議案は5日前までに会員に通知します。
(2)議事は会員から議長および書記を選出して進行します。
(3)議決権はその年4月1日現在の会員がもちます。
(4)5分の1以上の会員が出席した場合は、すべての議案について修正を含めて決定できます。
(5)5分の1未満の会員が出席した場合は、すべての議案について可否を決定できます。ただし、議案の修正はできません。
2.運営委員会
 代表、副代表、運営委員(事務局長、事務局次長、会計を含む)で構成し、活動や運営の責任を担います。
3.事務局
 事務局長、事務局次長、会計で構成します。
第3条(役職)
1.代表は、活動全般に責任を負い、運営委員会を主宰します。
2.副代表は、代表を補佐し必要に応じて代行します。
3.事務局長は、事務運営に責任を負います。
4.事務局次長は、事務運営を担い、必要に応じて事務局長を補佐代行します。
5.会計は、会計業務を担います。
6.運営委員は、活動や運営の責任を分担するとともに、会員や社会の様々な意見を反映します。
7.監査は、会計を監査します。
8.顧問は、活動全般の相談を受け助言します。
第4条(選出方法)
1.代表、副代表、事務局長、事務局次長は、前年度の代表、副代表、運営委員(事務局長、事務局次長、会計を含む)の立候補にもとづき、運営委員会で案をまとめます。
2.運営委員(事務局長、事務局次長を除く)は、会員の立候補および推薦と本人承諾にもとづき、運営委員会で案をまとめます。
3.監査および顧問は、代表の推薦と本人承諾にもとづき、運営委員会で案をまとめます。
4.運営委員の立候補および推薦は、あらかじめ手続を会員に通知し、立候補および推薦があった場合は運営委員会の検討対象とします。

2007年09月01日

●活動年表

 子どもの権利条約ネットワーク(以下NCRCと略す)は、1年間の準備を経て1991年11月17日に設立しました。この16年にわたる活動は下記のように子どもの権利条約(以下条約と略す)と子どもの権利をめぐる社会の動きとともにその役割を広げてきました。
 創立期は、まだ条約が日本で批准されてなかったこともあり、条約批准に欠かせない国内外の情報ネットワークを広げていくことに主眼が置かれていました。この時期はめずらしく声明や代表談話を発表して、条約関係NPOとしての社会的発言を行ってきました。
 1994年に条約が批准された後は、主に子どもの意見表明・参加や子ども支援NGO/NPOのネットワーク化に力を注いできました。1993年からNCRCの呼びかけで始まった子どもの権利条約フォーラムは、国際子ども権利センターとの共同のもとでNPO交流にとって欠かせない場として発展しています。また1995年から学習講座が開始され、条約の学習と普及にも力が入れられました。
 1996年の大阪でのフォーラムでは、日本政府の子どもの権利委員会報告への取り組みとして、“市民レベルでの条約検証”が提言され、報告書の合意づくりの取り組みが始まりました。
 1997年の神奈川でのフォーラム以降、「地域からの子どもの権利実現」を目標として、子ども劇場など地域のNPO、自治体との連携も始まっています。とくに自治体で策定されてきた子どもの権利条例づくりや子ども参加施策への協力を通して、条約の実施・普及に取り組んできました。また国連子どもの権利委員会の情報提供や「性的搾取反対世界会議」への協力など国際的な視野からの取り組みもすすめてきました。

1989年
11月20日 条約国連総会で採択

1990年
1月1日 ユネスコ「国際識字年」開始

7月6日 女子高生校門圧死事件

9月2日 条約発効

9月21日 条約日本政府署名(109番目)

9月29・30日 子どものための世界サミット開催 海部首相出席(ニューヨーク)

11月21日 子どもの権利条約の批准と実施を求める集い(カンダパンセ)
子どもの権利条約ネットワーク準備委員会をつくり、毎月会合を行い準備をすすめる

12月14日 中山外相、参議院予算委員会で条約批准の意思表明

1991年
5月5日 第1回準備のつどい「いま、世界の子どもたちは」(スライド)
      「子どもからおとなへ」(子どもから学校へ、子どもから警察へ)

9月29日 第2回準備のつどい「地球社会と子ども-子どものための世界サミット1周年」

11月17日 設立のつどい(法政大学) 記念講演 永井憲一(顧問)「子どもの権利条約と子ども・親」

11月17日 設立総会で呼びかけ、規約を決定 喜多明人代表、菅源太郎事務局長を選出

イトーピア浜離宮(港区海岸)に事務所を設置

ニュースレター『子どもの権利条約』創刊

1992年
3月25日 フェルハーレン教授(ベルギー・ゲント州立大学子どもの権利研究・文書センター)来日
メンバーと懇談

5月5日 こどもの日のつどい「どうする?こうする!子どもの権利条約」(カンダパンセ)

6月21日 声明「『子どもの権利条約』批准見送りにあたって」発表

10月21日 メンバーが「『金丸作文』書いたけど…不適切とお蔵入り」の新聞記事を読み山梨県敷島町(現・甲州市)立敷島南小学校を取材

11月8日 設立1周年「激論!子どもの権利条約」(立正大学)

11月8日 第2回総会で喜多代表、荒牧重人事務局長を選出

11月16日 アダム・ロパトカ教授(元・ポーランド代表)来日
メンバーと懇談(なぜポーランドが条約を提案したのか秘話を紹介)

1993年
5月5日 こどもの日イベント「学校は子どもの権利条約を受け入れますか?」

5月5日 第3回総会

4月22日~6月17日 条約批准承認案の国会審議を傍聴

6月18日 代表談話「子どもの権利条約の批准承認見送りにあたって」発表

7月3日 子どもの権利条約フォーラム'93第1回実行委員会(早稲田大学)
喜多・粟野真造委員長、荒牧事務局長を選出

8月    細川首相、衆議院本会議で条約批准承認案の再提出表明

9月1日  外務省条約担当部局とメンバーが懇談(国会)
条約批准承認案の再提出、法改正、翻訳問題に言及

11月20・21日 NCRCなどの呼びかけた子どもの権利条約フォーラム'93(カンダパンセ)
国会議員や外務省を迎えての子ども公聴会を開催

1994年
3月29日 代表談話「子ども(児童)の権利条約批准の国会承認を受けて」発表

4月2日 子どもの権利条約実施フォーラム(早稲田奉仕園)

4月22日 条約日本政府批准

5月5日 こどもの日トーク「子どもにとって権利条約ってなんだ?」(代々木公園・カンダパンセ)
若手メンバーによる条約青空授業とシンポジウムの二部構成

5月5日 第4回総会
代表委員制が設置され、喜多明人、永井憲一、津田玄児を代表委員に選出

5月22日 条約国内発効

NCRC編『子どもの権利条約-学習の手引-』季刊教育法増刊号(エイデル研究所)刊行

ニュースレター合本「子どもの権利条約批准までの足跡」刊行

11月5・6日 子どもの権利条約フォーラム'94(国立青少年センター)
ユニセフ駐日事務所、東京都の後援 「子どもアクション広場」で参加型学習、子どもグループ相互の交流が始まる 歌手ランキン・タクシーさんが「子どもの権利条約を子どもへ」を披露

1995年
1月21日 トーク「子どもの権利条約から見たいじめ問題」(イトーピア浜離宮)

3月4日 マルタ・サントス・パイス子どもの権利委員来日 NCRC等13団体主催の記念講演会

5月5日 こどもの日イベント「子どもが動く」(国立青少年センター)
“動かない子ども”の現状と課題などについて激論

5月5日 第5回総会

6月19日 連続学習講座をイトーピア浜離宮にて開始
(講座「子どもたちのいま、未来と子どもの権利条約」計7回)

11月18・19日 子どもの権利条約フォーラム'95(国立青少年センター)
全体テーマ「条約によって子どもの権利は進展したか-条約実施状況の検証」 シンポジウム「地域・自治体で条約をどのように実施していくか」 市民レベルでの条約実施の検証を提案

1996年
1月 メンバーが新潟県上越市立高田西小学校で「さわやか三組授業ボイコット?事件」を取材
校長には会えるも子どもへの取材は拒否

4月7日 子どもの権利条約市民・NGO報告書をつくる会設立総会(国立青少年センター)
NCRCは事務局構成団体

5月5日 こどもの日イベント「広げよう子どもの輪」(国立青少年センター)
子どもの一般参加を含めて160名を超える参加 「子どもの権利ミニトーク」を提案

5月5日 第6回総会
平野裕二事務局長に選出

6月21日 学習講座'96「いかそう!子どもの権利条約」を計6回開催

11月9~10日 子どもの権利条約フォーラム'96in大阪(アピオ大阪)
模擬国連子どもの権利委員会を開催

1997年
3月1日 ネットワークトーク「子どもの『性』を考える」

4月 子ども同士の意見・情報交換の場として「けいじばん?」創刊 NCRC内けいじばん編集担当を設置

5月5日 こどもの日イベント「ひろげよう!子ども参加の輪」

5月5日 第7回総会

6月20日 子どもの権利条約フォーラム実行委員会編『検証子どもの権利条約』(日本評論社)刊行

7月25日 学習講座「子どもの意見表明・参加」(計5回)を開催

7月29~30日 参議院50周年記念「子ども国会」開催 「けいじばん?」メンバーが取材

8月1日 「けいじばん?」メンバー6名が岩手県に取材旅行 豊玉中学校等を見学 子どもへの取材は不成功

11月2~3日 子どもの権利条約フォーラム'97in神奈川(川崎市)

ニュースレター合本刊行

1998年      
5月10日 第8回総会(国立青少年センター)
あり方検討小委員会設置を決定 荒牧事務局長、林大介・藤井幹夫事務局次長を選出

5月10日 ネットワークイベント「“キレる”子どもと子どもの権利条約-子どもの人権バッシングに応える」(国立青少年センター)

6月12日 学習講座3期制に 第1期「子どもの“いま”と条約をつなぐ」(計6回)開催

10月3日 学習講座第2期「日本に対する国連子どもの権利委員会の総括所見を生かす」(計6回)開催

11月14・15日 子どもの権利条約フォーラム'98in福岡(春日市)
「子どもの権利条約九州バージョン」公表

11月25日 NCRC編集の初の単行本『学習子どもの権利条約』(日本評論社)刊行

1999年
2月13日~3月20日 第3期学習講座「子どもの権利条約いまとこれから」(計4回)開催

3月20日 学習講座最終回で「いまとこれから」に関して永井憲一、津田玄児、喜多明人各代表委員から提言

3月20日 臨時総会
一人代表制などの規約改正や細則制定など組織改革

5月22日 1999年度定期総会(国立青少年センター)
喜多代表、永井・津田顧問など選出

5月22日 条約発効5周年記念イベント「子どもどうしが手をつなぐには」(国立青少年センター)
4つの子どもグループが企画運営を担当

7月3日 第1期学習講座「子どもと共に創る」(計4回)開催

7月26日 条約12条実現のためチルドレンズ・エクスプレスとの交流に関する覚書締結

11月27~28日 子どもの権利条約フォーラム'99in東京(国立青少年センター)
全体テーマ「子どもの権利実現と国、自治体、NGOのパートナーシップ」のもとで、竹下典行(文部省青少年課長)ほかによるシンポジウム「子どものSOSを受けとめて」開催

2000年
2月8日 第2期学習講座「入門編」(全5回)開講

5月21日 2000年度定期総会(国立青少年センター)
喜多代表、荒牧副代表、藤井事務局長、安部芳絵・林事務局次長など選出

5月21日 ネットワークイベント「世界の子どもが手をつなぐには」(国立青少年センター)

6月15日 内田塔子編集長のもとでニュースレター『子どもの権利条約』の誌面刷新(50号)

6月30日 第1期子どもの権利条約入門セミナー(全5回)開講

7月23日~8月6日 チルドレンズ・エクスプレスと共催でCE夏季トレーニング2000開催

9月24日 NCRC企画・CE協力、子どもの権利条約フォーラムプレ企画「メディアと子どもの権利」開催

11月25・26日 子どもの権利条約フォーラム2000in群馬(植原俊子委員長、吉田まさ子事務局長)、高崎市との共催で開催

2001年
2月2日 第2期学習講座(全4回)開講

3月31日 フォーラムなどの成果をふまえ『子どもオンブズパーソン』(日本評論社)刊行

5月6日 2001年度定期総会(国立青少年センター)
喜多代表、荒牧副代表、赤池事務局長、安部・内田・菅・林・藤木武夫事務局次長など選出

5月6日 ネットワークイベント「語ろう、同じフィールドで!!」(国立青少年センター)

6月9日 第1期学習講座「子どもの声を活かした社会づくり」(全5回)開講
第1回「子どもをサポートするファシリテーター養成ワークショップ」(早稲田大学)
ファシリテーター:山本克彦 (生涯学習研究所SOUP代表)

6月23日 第2回「10代による国際交流プログラム」(早稲田大学)
ファシリテーター:御子柴明子、平田育子(ピースチャイルド東京)

7月14日 第3回「中高生が運営する児童館~ゆう杉並」(国立青少年センター)
報告:浅野純、高校生(青少年社会参加活動推進委員会子ども委員会)

7月28日 第4回「みんながひとつの輪になった~川崎市子どもの権利条例作りに参加して」(国立青少年センター)
報告・進行:伊藤由佳、渡嘉敷美里ほか (元川崎市子どもの権利条例・子ども委員)

8月4日 第5回「ワーク・ショップ参加をすすめよう!」(早稲田大学)
      ファシリテーター:NCRCユースチーム

10月13日 設立10周年記念イベント「21世紀の子ども参加とは!!~子どもとおとなが共に語る~」(国立青少年センター)
子どもの意見表明:NGO/NPOなどで社会参加している子ども、おとなの意見表明:天野秀明(プレーパーク)、甲斐田万智子(国際子ども権利センター)、喜多明人、黒木裕子(子ども劇場千葉センター・千葉チャイルドライン「子ども電話」)、西野博之(フリースペース「たまりば」)、子どもとおとなのシンポジウム

11月24日 子どもの権利条約フォーラム2001inあおもり

12月17日~20日 子どもの商業的性的搾取に反対する第2回世界会議(横浜)
NGOとして参加 子どもと若者の最終アピールなど発表

2002年
2月14日 子どもの自主的な参加、諸活動を支えるファシリテーター養成講座(全5回)開講
第1回「子どもの参加をどう支えるか(理論編Ⅰ)」(国立青少年センター)
対談:喜多明人(早稲田大学)&荒牧重人(山梨学院大学)

2月15日 第2回「参加しにくい状況下の子どもをどう支えるか(理論編Ⅱ)」
対談:西野博之(フリースペース「たまりば」)&赤池悦子(NCRC)

2月19日 第3回「世界の子ども参加の動きや理論に学ぶ(理論編Ⅲ)」
対談:森実(大阪教育大学・ECPAT関西)&平野裕二(ARC)

2月22日 第4回「子ども参加のための表現方法と役割を学ぶ(実践編Ⅰ)」
ファシリテーターグループ:NCRC横浜会議チーム(熊倉ひろみ、土田朋水ほか)

3月2日 第5回「ファシリテーターをやってみよう!(実践編Ⅱ)」
ファシリテーター:講座参加者

5月5日~7日 国連子ども特別総会(ニューヨーク)
18歳未満の代表によるチルドレンズ・フォーラムのメッセージ「私たちにふさわしい世界を」発表

5月6日 2002年度定期総会(国立青少年センター)

5月6日 ネットワークイベント「語ろう同じフィールドで!子どもと大人の境界線」(国立青少年センター)
アイスブレーキング、Ⅰ.ヒトを分けているモノは何ですか?、Ⅱ.子どもはそれを求めているの?、Ⅲ.時代を受け継ぐ子どもたち、Ⅳ.ちっちゃい子ども、おっきいこども、Ⅴ.おとなは子どもの頃持っていた気持ちを覚えていますか?でグループに分かれてディスカッション

5月17日 第1回セミナー「子どものための約束はどこまで守られたか?-国連子ども特別報告-」(国立青少年センター)
ゲスト:平野裕二(ARC代表、政府代表団顧問)、安部芳絵さん(早稲田大学大学院生)

6月22・23日 子ども合宿「子どもフォーラム2002~子どもの権利を学び・生かすには~」(国立青少年センター)

7月30日 第2回セミナー「ファンタジーを遊ぶ子どもたち-子どもたちの「夢見る権利」を大切に-」(きゅりあん)
ゲスト:宮里和則(品川区児童館職員)、森田明美(東洋大学教授)

11月20日 第3回セミナー「モンゴルのストリートチルドレン-草原の風とホーミーにさそわれて-」(みなとNPOハウス)
報告:好光紀(日本ユニセフ協会)、平野裕二(ARC代表)

12月7・8日 子どもの権利条約フォーラム2002in千葉(千葉市・千葉県教育会館など)

2003年
3月1日 子どもの自主的な参加、諸活動を支えるファシリテーター養成講座2003開講
第1回理論編Ⅰ「子どもの参加をどう支えるか」講師:喜多明人(早稲田大学教授、NCRC代表)
「世界の子ども参加の動き」講師:平野裕二(ARC代表)

3月2日 第2回理論編Ⅱ「子ども参加の学校づくり」講師:伊藤義明(北海道中川郡幕別町立札内北小学校教諭)
「いのちの現場から~参加しにくい状況にある子どもたち」講師:西野博之(フリースペースたまりば)

3月23日 第3回実践Ⅰ「子ども参加のデザイン」ファシリテーター・グループ:安部芳絵(子どもの権利・子ども参加ファシリテーター)、横浜会議チーム

3月29日 第4回実践Ⅱ「ファシリテーターをやってみよう!」ファシリテーター・グループ:養成講座参加者

3月30日 第5回まとめ「ふりかえりとまとめ」ファシリテーター:安部芳絵

5月5日 2003年度定期総会(国立青少年センター)

5月5日 ネットワークイベント「いろんな視点が未来を創る みんなのキモチをトークちゃんぷる」(国立青少年センター)
アイスブレーキング、戦争と平和を皮切りに過去と未来、島、地球、地域の4グループに分かれてディスカッション

5月27日 子どもの権利条約入門セミナー2003(全11回)開講(みなとNPOハウス)
第1回「子どもの権利条約の成立と意義」
講師:喜多明人(早稲田大学教授、NCRC代表)

6月24日 第2回「子どもの権利条約と世界の子どもたち~ユニセフの活動をつうじて~」
講師:好光紀(NCRC運営委員)

7月29日 第3回「子どもの権利条約と学校」
講師:佐藤 治(神奈川県立高校教諭)

8月6日 鴻池国務大臣の問題発言に対する代表談話を発表

8月19日 第4回「子どもの権利条約と意見表明・参加の権利」
講師:内田塔子(立正大学講師)

9月29日 第5回「子どもの権利条約が置かれている現状と課題~権利条約Q&A~」
講師:荒牧重人(山梨学院大学教授)

10月21日 第6回「子どもの権利条約とセクシュアル・ライツ」
講師:安部芳絵(早稲田大学大学院)

11月25日 第7回「メディアと子どもの権利」
講師:平野裕二(ARC代表)

12月2日 第8回「少年司法と子どもの権利」
講師:佐々木光明(三重短期大学教授)

12月6・7日 子どもの権利条約フォーラム2003inかわにし(兵庫県川西市・アステホールなど)

2004年
1月27日 第9回「子どもの権利条約とNPO」
講師:林大介(NPO法人21世紀教育研究所事務局長・NPO法人Rights常務理事)

2月12日 第10回「子どもの権利条約と子育て」
講師:坪井節子(弁護士)

3月4日 子どもの自主的な参加、諸活動を支えるファシリテーター養成講座2004開講

3月4日 第11回および第1回講義Ⅰ条約批准10年記念シンポジウム「子どもの権利保障はどこまで進展したか~第2回日本報告審査をうけて~」(みなとNPOハウス)
講師:平野裕二さん(ARC代表)、安部芳絵(早稲田大学大学院)、荒牧重人(山梨学院大学教授)

3月13日 第2回ワークショップⅠ「子どもの権利条約入門ワークショップ」(国立青少年センター)
ファシリテーター:安部芳絵(子ども参加ファシリテーター)・飯塚信吾(NCRC)

4月10日 第3回講義Ⅱ「学校における子ども参加をどう支えるか」(みなとNPOハウス)
ファシリテーター:伊藤義明(北海道中川郡幕別町立札内北小学校教諭)

4月17日 第4回講義Ⅲ「子どものいのちに寄り添う」(早稲田大学)
ファシリテーター:西野博之(フリースペースたまりば・フリースペースえん)
第5回講義Ⅳ「自治体における子ども参加支援の現在」
ファシリテーター:喜多明人(早稲田大学教授、NCRC代表)

4月24日 第6・7回ワークショップⅡ・Ⅲ「子ども参加のデザイン」(早稲田大学)
ファシリテーター:安部芳絵、飯塚信吾

5月5日 2004年度定期総会(国立青少年センター)

5月5日 こどもの日イベント「忘れてませんか?子どもの権利条約」(国立青少年センター)
アイスブレーキング、児童労働、余暇の権利・学ぶ権利、教育とは、虐待・プライバシー、少年兵の5グループに分かれてディスカッション

5月5日 実践「子ども参加支援を体験してみよう!」(国立青少年センター)

5月8日 第9・10回ワークショップⅣ・Ⅴ「ふりかえりとまとめ」(みなとNPOハウス)
ファシリテーター:安部芳絵、飯塚信吾

6月15日 子どもの権利条約入門セミナー2004開講(みなとNPOハウス)
第1回 子どもの権利条約の基礎知識≪講義編≫
講師:荒牧重人(山梨学院大学法学部教授)

7月16日 第1回≪実践編≫
講師:内田塔子(立正大学講師)、林大介さん(NCRC事務局次長)

9月17日 第2回「対テロ戦争の中の子ども達」≪講義編≫
講師:大河内秀人(パレスチナ子どものキャンペーン常務理事)

10月15日 第2回≪実践編≫
講師:内田塔子(立正大学講師)、林大介さん(NCRC事務局次長)

11月9日 第3回「マイノリティーの子どもたち(仮)」≪講義編≫
講師:小倉敬子(かわさき市民活動センター副理事長)

12月10日 第3回≪実践編≫
講師:内田塔子(立正大学講師)、林大介さん(NCRC事務局次長)

2005年
1月21日 第4回「少年事件と子どもたち」≪講義編≫
講師:寺尾絢彦(Meeting Spaceてらお主宰・元家裁調査官)

2月18日 第4回≪実践編≫
講師:内田塔子(立正大学講師)、林大介さん(NCRC事務局次長)

3月8日 第5回「最悪の形態の児童労働-子どもの人身売買」≪講義編≫
講師:森田明彦(長崎ウエスレヤン大学教授)

3月25日 第5回≪実践編≫
講師:内田塔子(立正大学講師)、林大介さん(NCRC事務局次長)

5月5日 2005年度定期総会(国立青少年センター)

5月5日 こどもの日イベント「自分が変われば世界が変わる 問題:なりたい自分になるにはどうすればイイ?」(国立青少年センター)

6月30日 子どもの権利条約入門セミナー2005「子どもの権利条約ってなに?」(全3回)開講(みなとNPOハウス)
第1回「『子ども』ってなに?」(ワークショップ形式)
講師:林大介、長谷部真琴、唐木優衣、内田塔子(NCRC)

7月14日 第2回「『子どもの権利』ってなに?」(ワークショップ形式)
講師:林大介、長谷部真琴、唐木優衣、内田塔子(NCRC)

7月28日 第3回「『子どもの権利条約』ってなに?」(講義形式)
講師:喜多明人(早稲田大学教授)

11月18日 子どもの権利条約入門セミナー2005「子どもと向き合う」(全4回)開講
第1回「子ども参加のまちづくり~千葉県佐倉市の「ミニさくら」実践から~」
ゲスト:中村桃子(NPO子どものまち代表、子どもがつくるまちミニさくら主宰)

11月25日 第2回「子どもにやさしい自治体施策」
ゲスト:荒牧重人(山梨学院大学法科大学院教授)

12月2日 第3回「少年非行と向き合う」
ゲスト:寺尾絢彦(Meeting Spaceてらお主宰・元家裁調査官)

12月3日・4日 子どもの権利条約フォーラム2005inしが「自分で、そしてみんなで考える愛・人権博」(滋賀県近江八幡市・滋賀県男女共同参画センターなど)

12月16日 第4回「学校の子どもの昔と今」
ゲスト:宮下聡(東京都町田市公立中学校教員)

2006年

3月11日 子ども参加を支援するおとなに求められる「新しい力」をはぐくむファシリテーター養成講座開講
第1回 オリエンテーション
ファシリテーター:安部芳絵(NCRC)ほか
第2回 講義1「子ども参加の最前線:世界で進む子ども参加支援と権利基盤型アプローチ」
ファシリテーター:平野裕二(ARC代表)

3月12日 第3回講義2「子ども参加の最前線:乳幼児期からの子ども参加」
ファシリテーター:平野裕二(ARC代表)、コメント:赤池悦子(NCRC)
第4回講義3「参加の現場から:子ども参加のまちづくり-埼玉県鶴ヶ島市の実践-」
ファシリテーター:河村治人(鶴ヶ島市教育委員会社会教育課)

3月18日 第5・6回ワークショップ1・2「子ども参加支援のデザイン」
ファシリテーター:安部芳絵(NCRC)ほか

3月19日 第7回講義4「参加の現場から:子ども参加支援の実践と意義-自治体の取り組みを中心に」
ファシリテーター:喜多明人(早稲田大学教授、NCRC代表)
第8回ワークショップ3「子ども参加と聴く力」
ファシリテーター:安部芳絵(NCRC)ほか

4月16日 第9・10回ワークショップ4・5「新しい力を身につけるために」
ファシリテーター:安部芳絵(NCRC)ほか

5月14日 2006年度定期総会(早稲田大学)

5月14日 15周年記念イベント「子どもの権利は赤ちゃんから~子育てがラクになるヒント教えます~」(早稲田大学)

6月25日 子どもの参加ファシリテーター入門ワークショップ~子どもの活動の支援者の技術・役割・姿勢を考える~(早稲田大学)
ファシリテーター・講師:林大介(NCRC事務局長、NPO法人Rights常務理事ほか)

7月8日 第1回子どもの権利条約基礎講座(早稲田大学)
講師:荒牧重人(山梨学院大学法科大学院教授)

7月14日 第2回子どもの権利条約基礎講座(早稲田大学)
講師:荒牧重人(山梨学院大学法科大学院教授)

7月18日 第3回子どもの権利条約基礎講座(早稲田大学)
講師:荒牧重人(山梨学院大学法科大学院教授)

11月3日 とことん・アイスブレイク(早稲田大学)
ファシリテーター:林大介(NCRC事務局長)、長谷部真琴(NCRC運営委員)

11月11・12日 子どもの権利条約フォーラム2006inくまもと(熊本市・熊本学園大学)

12月9日 学習講座「国連・子どもの権利委員会の最新動向報告『意見を聴かれる子どもの権利』(子どもの意見表明・参加)~一般的討議(2006.9.15)勧告を中心に~」(早稲田大学)
講師:平野裕二(ARC代表、NCRC運営委員)

2007年
5月13日 2007年度定期総会(早稲田大学)

5月13日 しつけ?それとも体罰?~問われる子どもとの向き合い方~(早稲田大学)
講演「体罰禁止の国際的動向と日本」講師:平野裕二(ARC代表、NCRC運営委員)
グループワーク回答者:喜多明人(早稲田大学教授、NCRC代表)、荒牧重人(山梨学院大学法科大学院教授、NCRC副代表)、平野裕二

7月14日 第1回子どもの権利条約基礎講座(早稲田大学)
講師:荒牧重人(山梨学院大学法科大学院教授、NCRC副代表)

7月20日 第2回子どもの権利条約基礎講座(早稲田大学)
講師:荒牧重人(山梨学院大学法科大学院教授、NCRC副代表)

2007年07月11日

●事務所

〒152-0034
東京都目黒区緑が丘2-6-1
TEL&FAX:03-3724-5650(月・木曜日12~17時)
E-Mailはこちらから送付してください。

東急東横線自由が丘駅徒歩6分
ご来訪の際は事前に電話などでご連絡ください。

[ 管理 ]

2002年05月06日

●規約

1991年11月17日制定
(1993年5月5日、1994年5月5日、1996年5月5日、1998年5月10日、1999年3月20日、2000年5月21日、2002年5月6日改正)

第1条 (名称および事務所)
 この組織は子どもの権利条約ネットワークと称し、事務所を東京に置きます。

第2条 (目的)
 ネットワークは、「子どもの権利条約」の資料情報センター、意見交流の場として、「子どもの権利条約」の実施と普及をめざします。

第3条 (会員)
1.ネットワークは、個人の会員によって構成します。
2.会費納入をもって入会とし、会費未納または申し出をもって退会とします。

第4条 (組織)
1.総会、運営委員会、事務局を置きます。
2.代表1名、副代表1名、運営委員若干名(うち事務局長1名、事務局次長若干名、会計若干名)、監査2名を起きます。
3.ネットワーク委員を置くことができます。
4.顧問を置くことができます。

第5条 (財政)
1.財政は、会費、寄付金等でまかなわれます。
2.年会費は、一般会員5,000円、学生会員3,000円、子ども会員(18歳未満)1,000円、特別維持会員1万円とします。

第6条 (規約の改正)
 この規約は、総会で改正することができます。

第7条 (細則)
 ネットワークの組織運営の詳細については、運営委員会で、本規約に則った細則を設けます。

付則 (規約の施行)
 この規約は、2002年5月6日より施行します。

1991年11月17日

●子どもの権利条約ネットワークの呼びかけ

 子どもはおとなに育てられ、教えられ、導かれるだけの受け身の存在ではありません。自分なりの考えをもち、それを口に出し、また行動に移すことができる一個の人格であり、また子どもにはそうする権利があります。
 子どもは社会から切り離された存在でもありません。むしろ、おとなが築いてきた社会の影響をまともに受けるのが子どもです。それなのに、いままで子どもは“子どもだから”という理由で社会に対する発言権を認められてきませんでした。
 「子どもの権利条約」は12条に“意見表明権”をうたい、子どもにもさまざまなことがらについて自由に意見をいう権利があると定めました。その背景には、子どもたちが市民として積極的に社会に参加し、未来の担い手としてこの社会を変えていく力になってほしいとの願いがこめられています。
 そうした観点から、「子どもの権利条約」は子どもを“権利行使の主体”としてとらえ、表現の自由や結社・集会の自由などさまざまな市民的権利も保障しています。
 おとなは、子どもを指導や教育の対象としてのみとらえ、どうやればいまの社会にうまくあてはめることができるかということばかり考えていてはなりません。むしろ、この社会をともに担っていくパートナーとして子どもをとらえ、家庭・学校・地域・国などさまざまな場面で生じている問題の解決の道を探っていく必要があります。
 それとともに、貧困・飢餓・環境破壊といった「静かなる緊急事態」あるいは戦争・紛争などに直面したこの地球を守っていくために、おとなと子どもがともに考え、行動していかなければなりません。自分たちの利益ばかりを考え、あとの問題はだれかにまかせておけばよいという姿勢を問い直さなければならないのです。
 そのためには、子どもとおとながおなじ人間として言葉をかわし、理解を深めていかなければなりません。また、地球規模の問題を解決していくためには、国内外の子どもたちが、国籍・人種・性別といったさまざまな違いを超えて広く交流・連帯していく必要があります。
 子どもの権利条約ネットワークの目的のひとつは、そうした交流の場としての役割を果たしていくことであります。
 また、「子どもの権利条約」を社会に活かしていくために、その趣旨や内容を広くつたえ、「権利条約」に関する資料・文献などの情報をいつでもだれでも利用できるようにしておかなければなりません。子どもの権利条約ネットワークは、「権利条約」に関する資料情報センターとしての役割を担っていきたいと思います。
 このネットワークは、「子どもの権利条約」の実施と普及に関心をもつ一人ひとりの市民が、個人としての立場と考えにもとづいて支えていくものです。子どもをはじめとするみなさんの参加を呼びかけます。

1991年11月17日
子どもの権利条約ネットワーク